潜在看護師おすすめしたい職場とは

ブランクのある潜在看護師が復職を目指す時、「技術や知識でついていくことができるか」「復職先を見つけられるか」「家庭と両立ができるか」「足手まといにならないか」など、さまざまな不安を抱えています。もちろんブランクなく働ければそれが理想的ですが、女性は結婚・妊娠・出産などで辞めざるを得ないというのが現状です。復職を考えるのであれば、今のライフスタイルに合わせた働き方ができる職場を選ぶ必要があります。

ブランクがあっても働きやすい職場としておすすめできるのは、「慢性期・回復期病棟」と「透析室や透析クリニック」です。慢性期病棟では業務がルーティーン化していたり、回復期病棟では入院から退院までのスケジュールがきちんと組まれています。そのため、看護のためにどのような知識や技術が必要なのかが分かりやすいというメリットがあります。現場についていけるかどうか心配な潜在看護師にとって、どのような勉強が必要かが分かればその不安を解消することができるので、安心して働けるでしょう。

透析室や透析クリニックでも、業務がルーティーン化されていることが多いです。また、透析の原因となる疾患も、「糖尿病性腎症」「慢性糸球体腎炎」「腎硬化症」という3つの病気が多くの割合を締めることから、1から勉強する場合も何から学べばいいかが分かりやすいというメリットがあり、専門的な知識を身につけることができます。日勤だけのところが多いことから休みが不規則にならないという点も、家庭と仕事を両立したい人におすすめのポイントです。